同じ松田龍平?
映画「舟を編む」を見て
まほろシリーズでの瑛太とのコンビとの余りの違いに唖然。

まほろ市(まほろし)とは、
幻(まぼろし)を都市名にしたものでユートピアと同じく「どこにも存在しない場所」の意味を持つ

というのが、ウィキペディアの説明だ。

ウィキペディアのまほろ市
そして町田駅前に設置されたまほろデッキが載っている。

まほろデッキ
まほろデッキ

まねして撮ったわけではないが、偶然同じものだ。
まほろデッキのラベルも何箇所も有るし、まほろ通りとか、、、
この街は、まほろに占領されかかっている。

そして、「舟を編む」。
名前は知っていたが、ストーリーは知らなかった。
舟は大渡海という辞典を象徴し、編むは編集をすること。

15年にも渡る苦労の後に大渡海が誕生するプロジェクト物語。
会社でなんらかのプロジェクトに携わったことの有る人には
わが身に投影し身につまされる思いで見たことだろう。

期間の長短はあれ、プロジェクトものは、似たような経過を辿る。
運良く最後まで行き着けた時、
最初から参加していた数人の喜びに勝るものはない。

作者の書に対する愛情を反映してか、登場人物はみんな優しい。
用例採集の声が響く。

舟を編む (光文社文庫)